さて前回の続きです。
まずは5章からいきます。
5章は、顧客の年齢層を調べるな!
というテーマでやっていきます。
顧客の分け方には種類があります。
年齢、住所、性別、収入そして、興味、情熱、能力、価値観です。
前者は古い分け方、後者は新しい分け方です。
この時代では、年齢などで分けるのではなく、興味などで分ける方が効率的にいくようです。
では、どのようにして顧客を見つけるのでしょうか?
その方法をこの本では、戦略として2つ紹介されています。
では見ていきましょう!
戦略1 人気のある趣味、流行を掴む
多数の賛成派と反対派がいる分野は、狙い目の場所だそうです。
そして、その事柄の問題を解決したり、分かりやすく、実行しやすいようにすると、そこから、多くの利益を上げることができます。
本ではダイエットを例に挙げています。
パレオダイエットは、多くの人に人気がありますが、科学的に疑問を抱いている人もいます。
そこで、実際に自分が実行してみて感じたことなどを考え、実行していくには大変だということに気づき、パレオダイエットのプログラムを組み提供するという事業を始めました。その結果多くの利益をあげることにつながったのです。
戦略2 欲しいものを聞く
自分が実際にしようと思うことに、お金を払ってくれるかは正直わかりません。なので顧客に直接聞くことが大切なのです。買ってくれるかどうかを。
なので実際にアンケートを取るのです。
アンケートでは、事業のアイデアをいくつか少数です。多すぎてはいけません。出します。
そして、それを5つ程のランクに分けて、アンケートを取ります。そこから、人々が欲しいものを考えていくのです。
第6章 ビジネスプランは、A4用紙一枚に
A4用紙にかけるだけの量でビジネスプランを作るのです。それ以上では多すぎます。それ以下では、0秒思考であるように少なすぎで不便です。
なので、A4用紙にかけるだけにします。
というのも、前回紹介したように、まずはスタートしてから考えるからです。
計画しても実行しなければ意味がないからです。まずは実行してからです。
そして、多くのお金を最初にはかけてはいけません。これも上記と同じ理由です。
では、売り出しをしていく時の実行ルールを確認していきましょう。
1.市場性の高いアイデアを選ぶ
決して画期的なものでなくてはいけないわけではありません。
問題を解決するもの、便利になれば良いのです。
有用性こそが大事なのです。
2.費用を抑える
一万円で起業することがこの本の目標であり、失敗を最小限に抑えるためには、最初で多額の費用をかけてはいけません。
3.まず売ってみる
あなたがまだ起業をできていないのは何故でしょうか?それはきっと自分がなにも行動を起こしていないからです。ぐさり!!
まずはやってみる。その後に競走相手のことを考えたら、どのようにして売り上げを上げていくかを考えれば良いのです。
まずは動いてから考えていきましょう!
4.作る前に市場を確かめる
しかし、まずはこれだけは確認しておいてください。
自分が売ろうとしているものは、他人からすれば本当に欲しいものなのかを。
ここを間違えるとどんなに頑張っても、どんなに考えても、どんなに行動しても売れることはないでしょう。
5.最初の結果によって変えるべきところは変える
さて商品が売れました。では、今の結果を確認して、整理しましょう。そして、改善するべきところを考えて改善していきましょう。
それができれば便利なものをより便利に、これらを繰り返していきます。
第7章 断れないオファー
オファーを受けるための条件を、3つ紹介しています。
1.私があなたに知っておいて欲しいこと
まずは知っておいて欲しいことは包み隠さず先に話しておく必要があります。
信用を得るには、自分からさらけ出しておくことが重要です。
2.素晴らしい保証
この本では何かあった時は全額保証と迷惑料として、20%の上乗せも書いてありました。
さすがに、悪用されたら嫌ですが、これほどの素晴らしい保証は必要です。
3.期待以上のもの
提供するサービスと商品はそうですが、さらに、よりよく、あるいは、追加で、何かをサービスすると、顧客には忘れられないものになります。
第8章 本日発売!
ついに発売です。ここでは、発売の手順について紹介していきます。
周到に準備をすればするほど、売り上げは上がることにつながります。
そのためのステップが8個あります。それらを順に見ていきましましょう!
ステップ1 とにかくすごい!だけを伝える
ゆっくりと顧客の期待を高めていくために、商品の細かい部分は伝えずとにかく、素晴らしい、すごいということだけを伝えるようにします。
ステップ2 何故このプロジェクトは重要か
このプロジェクトの利点はこれで、これがあなたにとって、このような利益を出すことができるということを伝えます。
しっかりとした利益を出すことを伝えないと、顧客は振り向いてもくれません。
ステップ3 具体的な発売情報
このステップで商品について具体的な情報を出していきます。
それは、時期はいつなのか、方法や、早めに購入すれば特典がつくのか、そして、大事なのが、今、知っておくべきことです。
ステップ4 発売はもうすぐです
ここでは、発売の1日前にあるという設定で、落ち着き、明日のために力を温存し、期待を最高潮に持ってきます。
ステップ5 やった!いよいよだ!
ついに発売日です。
ここまでのステップがうまくいっていれば、あとは、全てがうまくいくはずです。
そして、落ち着きましょう。
初めはすごく売れて、中盤では、少し落ち着き、後半ではまた、盛り上がるという経過をたどります。この波にうまくなっていくことが大切なのです。
ステップ6 リアルタイム情報の発信
発売中は、トラブルが出てくるでしょう。
その時は決して隠さず、全て話し、解決策を考えて、実行する。
そうすることで、あなたの誠実さが伝わるのです。
ステップ7 チャンスをお見逃しなく、終了期限を伝える
終了間際にはまた盛り上がってきます。
その波にさらに勢いをつけるために、最後のチャンスとして、特典などをつけるのも良い方法かもしれません。
ステップ8 ありがとう、また会いましょう
そして、あらかじめ決めておいた期限になるとその時はキッパリと終わります。
そしてまた、次に備えるのです。
第9章 売り込みは穏やかに
話すに値するものを話せ!
売り込みとは、プロジェクトに関する情報を広めることです。ここでは、フォーマットも準備してくれているので、ぜひ買って読んでみてください。
ざっくりというと、挨拶をして、プロジェクトで解決できる問題点、そして、デメリットがないことを伝え、アクションを伝える
です。
このように、あなたが対価を得たいなら、初めに、相手に対して、先に対価を与えておく方が良いのです。