フェルミ推定には基本のステップが5つあります。
それが、
- 前提確認
- アプローチ設定
- モデル化
- 計算実行
- 現実性検証
です。
1番の前提確認とは、どういうものを数えるかです。
帽子でもいろいろな種類があります。
個人で被ものやバイト先で被る物など、キャップやハットなどです。それにより、大きく計算結果が変わることがあります。
2番目のアプローチ設定では、大まかに計算します。ざっくりにです。
1億2000万人がいる中で、帽子の平均所有数は2個と考えると、2億4000万になります。
ですが、これはざっくり過ぎですし、根拠がないため3番目のステップが必要です。
3番目のモデル化ですが、これは、ざっくりしていた計算をもっと分割して細かく計算していきます。
帽子の持っている性別や、年代になどです。
しかし、完璧には難しいので、相手を納得できるような仮定ができていたなら、大丈夫です。
4番目のステップ、計算実行はその名の通りで、計算をするだけです。
ここでは正確性とスピードが求められます。
ここは、数をこなさなければなりません。
5番目のステップの現実性検証は、導き出された解が、ぶっ飛んだ物でないかを検証します。
出てきた解が、こんなもんなんだろうと思えれば大丈夫です。