youtanukiのブログ

笑って死ぬを目標に

史上最強の哲学入門 哲学を学ぼう

 

哲学とはひとつである

 

近代哲学の父とも言われるデカルトは数学が好きでした。

 

その数学にはあらゆる定理があります。しかしそれらはあらゆる公理(正しいと考えられる、基本的な仮定のこと)からできています。

 

なので数学は、公理から考えれば、誰でも必ず、定理に行き着くのです。

 

それをデカルトは、哲学にも応用できないかと、考えました。

 

しかし、公理は絶対に正しいものを見つけなければいけません。なぜならもし、公理が間違っていたら、あとの定理が全て台無しになってしまうからです。

 

しかし探すにしても世界には量があり過ぎます。なので、正しいものを見つけるのではなく、あらゆるものを疑い、残ったものが正しいと考えました。そのためあらゆるものを疑っていったのです。

 

そしてある時、デカルトは真実に辿り着きます。それは、 疑っている自分自身をだれも否定できない です。

 

今自分は、世界の万物を疑っている。そしてそれを夢じゃないのか?と考えても、私は、またそれを疑っているからです。

 

これが

 

我思う、故に我あり

 

です。

 

これこそが唯一の哲学とも言えるのです。