真理とは、便利な考えのことである
デューイ
この世界は単純に考えれば、良くなるはずです。なぜなら、産業革命以降、生活は豊かになり、戦争からは、多くを学んで行ったはずだからです。
しかし、今でも核爆弾や、大虐殺、あらゆる問題が残っています。
これは人間の理性はしっかりしているのか?
と考えたくなるような出来事です。
これらを繰り返す限り、今までの近代哲学にあった、理想の未来には一向に近づけないでしょう。
そのため、今この時代では、これらを見直していきつつある、現代哲学が作られています。
そして、この現代哲学の中から、実用主義という、思想が現れました。
この実情主義というのは、もう真理かどうかはどうでも良くて、実際の生活に役立つかどうかだけを考えよう。というミモフタモナイ考え方です。
というのも、根本的な結論の出ないことを考えてもラチがあかないから、実用的なことを考えようよ。というように言ったのです。
これを唱えたのが、デューイだったのです。
彼は、自分の哲学を、道具主義と言い、人間の理性をただ生きるために使おうと考えたのです。
使えない理性など意味がないということです。
これが新しい現代の哲学なのです。