国家とは恐怖を利用した安全保障である
今の世界には、首相や、大統領、王様など国を統治、支配する人たちがいます。
しかし、なぜ国家に支配者が必要なのか?ということをホッブズは考えました。
その答えが、自己中心的な考えの人たちが互いに殺し合わないようにするため、自己保存のために必要だと考えました。
しかし、国家内では、統治しても、戦争や、宗教の対立など、国家間の争いがあります。
そこでホッブズは、圧倒的な世界の支配者、誰もが勝てない空想の支配者で世界を統治するということを考えました。
圧倒的な支配者を置いて、他者を殺す自由を捨てさせ、安全を与える。すなわち個人の自由を放棄して、手に入れる安全保障システムが国家であるとホッブズは結論を出しました。